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AudacityでPC内部音声を録音する方法|ステレオミキサーの設定まで解説【Windows】

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AudacityでPC内部音声を録音する方法|ステレオミキサーの設定まで解説【Windows】 音楽制作

PCの内部音声を録音したいけどどうすればいいかわからない?
Audacityを使っているんだけど、PCの内部音声って録音できるの?

Audacityを使えば無料簡単にPCの内部音声を録音することができます。

私自身WindowsのPCを使っており、PCの内部音源を録音したい、ファイルの種類を簡単に変えたいと思ってAudacityを使ってみたところ、どちらの問題も一発で解決する便利ソフトでした。
まだダウンロードしていない方はこの記事を参考にしてください。

というわけでこの記事では、AudacityでPCの内部音声を録音する方法をわかりやすく解説しています。

Audacityを使って、内部音声を簡単に録音できるようになりましょう!

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PCの内部音声を録音するにはステレオミキサーを有効にする必要がある

はじめにPCの内部音声を録音する前提を説明します。

WindowsでPCの内部音声を録音するには「ステレオミキサー」を有効にする必要があります。

ステレオミキサーとは、パソコン内部で再生されている音を録音できる機能です。
Windowsに搭載されていて、スピーカーで外部音声として再生されている音を、入力信号として録音できる仮想デバイスです。

要するにWindowsでPC内部音声を録音するには必須の機能です。

しかし、この便利なステレオミキサーはデフォルト設定では無効になっています。
そこではじめに、この「ステレオミキサー」を有効にする方法をお伝えします。

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ステレオミキサーを有効にする方法

1 PC本体の設定を開く

ステレオミキサーを有効にするためにまずPC本体の設定を開きます。

2 設定左側のメニューから「システム」を選択する

3 「サウンド」を開く

4 「すべてのサウンドデバイス」設定を開く

サウンドの設定を開いたらしたスクロールしていき、詳細設定の欄から「すべてのサウンドデバイス」設定を開きます。

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5 「ステレオミキサー」設定を開く

「入力デバイス」欄にある「ステレオミキサー」をクリックします。
現時点で無効になっていることが確認できます。

6 ステレオミキサーを許可する

「全般」欄の「オーディオ」を許可します。

この時、下に表示されている「入力設定」欄の「入力音量」がミュートや著しく低い音量になっていないか確認をしておきましょう。

7 ステレオミキサーをオーディオの既定値に設定する

ステレオミキサーを許可すると以下の設定が出現します。

「既定値として使用されていません」のタブをクリックします。

このような選択が出現するので「オーディオの既定値として使用する」を選択します。

通信の既定値としても使用するかという確認メッセージが出ますが、通信については既定値にする必要はありません。
通信の既定値は音声通話やzoomで使われるものです。
なのでAudacityのみの利用については「オーディオの既定値」に設定しておけば十分です。

以上でステレオミキサーの設定は完了です!

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Audacityで内部音声録音する設定方法

次にAudacityで内部音声を録音する設定をします。

まだAudacityをダウンロードしていない方は、こちらの記事を参考にしてください。

録音デバイスを変更する

Audacity の録音画面左上の「オーディオ設定」をクリックします。
「録音デバイス」→「ステレオミキサー」を選択します。

これで録音デバイスがステレオミキサーに変更されました。

実際にPC内部音声を録音してみよう

録音開始ボタンを押す

左上の赤丸を押して録音開始です。
録音したい内部音声を、録音開始後に再生しましょう。

録音停止ボタンを押す

録音できたら、停止ボタンを押します。
左上の■ボタンを押して録音を停止します。

このように波形になっていれば録音できています。

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録音したファイルを保存する

ここからは先ほど録音したデータの保存をしていきます。

オーディオをエクスポートする

左上の「ファイル」から、「オーディオをエクスポート」を選択します。

エクスポートの方法を選択する

選択すると、エクスポートの方法を聞かれます。

クラウドには容量制限があるので、自分のコンピューターに保存をしましょう。

エクスポートの詳細を設定する

コンピューターに保存を選択すると、エクスポートの詳細設定画面が出てきます。
ここで「ファイル名」と「フォルダー」を任意のものに設定しましょう。

ファイルの形式を設定する

次にファイルの形式設定です。
「形式」タブを開きます。

音声データの使用方法によって適したものを選びましょう。
基本的にWAVもしくはMP3で形式を指定される場合が多いのではないでしょうか?

エクスポート範囲を任意のものに設定したら「エクスポート」します。

これでファイルの保存は終了です。

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まとめ

この記事ではAudacityで内部音声を録音する方法を解説してきました。

それぞれの手順を画像付きで解説していますので、分からないところは振り返って確認してみてください。

Audacityを使いこなして、快適な音声編集ライフを楽しみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

Audacity を使われている方は音響に興味がある方が多いのではないでしょうか?
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