2025年4月23日、梅田サイファーから「1%」が配信リリースされました。
「1%」はABCプロ野球中継2025のテーマソングにも選ばれています。
テークエムのメロディアスなフックがとても気持ちよく、一方で熱い楽曲です。
今回は、話題沸騰中の梅田サイファー「1%」について、
歌詞の意味を深堀りしながら、ABCプロ野球中継2025のテーマソングにふさわしい理由を徹底解説していきます!
※この記事は、音楽ファンとしての考察を記録したものです。
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梅田サイファーのプロフィール

梅田サイファーは大阪、梅田駅の歩道橋に集まりサイファーをしていたメンバーから派生したヒップホップクルーです。
グループとして結成されているわけではないため、メンバーも流動的です。
しかし、中心となって活動しているメンバーは現在13人です。
KOPERU, R-指定, KennyDoes, テークエム, KZ, peko, KBD, teppei, ILL SWAG GAGA, コーラ, Cosaqu, HATCH, DJ SPI-K
それぞれがバトルやDJ、そしてアートワークに至るまでそれぞれのメンバーが質の高い活動をしています。
Creepy Nuts の活動でR-指定が注目されがちですが、コッペパンとしてR-指定とユニットを組んでいたKOPERUは現在MCバトルにも出場しスキルを見せつけています。
また、KennyDoesやテークエムはR-指定よりもラップが上手いと評されることもあるスキルフルなラッパーです。
梅田サイファーの曲を聴けばわかるそれぞれの圧倒的な個性が魅力のグループです。
そんな梅田サイファーは2023年にソニーからアルバム「RAPNAVIO」でメジャーデビュー、翌年には第二弾となるアルバム「Unfold Collective」をリリースしています。
その他、キングオブコントののオープニングテーマ曲を担当するなど着実に世間の知名度を高めていっている、スキルフル集団です!
「1%」の基本情報【リリース・起用情報】
楽曲「1%」の基本情報を整理しておきます。
- 楽曲名:1%
- アーティスト名:梅田サイファー
- 発売日:2025年4月23日(配信リリース)
- ジャンル:Jヒップホップ・Jポップ
- 収録アルバム:ウルサイレン(EP)
- 作詞:テークエム・teppei・KZ・KOPERU・KBD・KennyDoes・peko
- 作曲:peko ミキシング:Cosaqu
- 起用情報:ABCプロ野球中継2025のテーマソング
1%の可能性を信じて挑み続ける。
プロ野球中継のテーマソングとしてぴったりな熱い楽曲です。
ウルサイレンのジャケットにもなっている赤色が似合う楽曲です。
なお炎炎ノ消防隊のEDとして起用されているウルサイレンについては別記事で考察しています。

「1%」曲名の意味とは?──小さな可能性に賭け続けろ
それでは早速、タイトル「1%」に込められた意味の考察から始めます。
私が楽曲を通して一貫していると感じたメッセージは、
「たった1%の可能性でも信じて挑み続けろ」
でした。
何度も繰り返されるフレーズ、
毎日 1%の change
重たい一歩アゲナゲナゲン
土壇場 1%の chance
実を結べ 点と点 to 線
・・・
挑み続けろ1%
1% / 梅田サイファー
ここが1%のサビです。
- 重たい一歩でも毎日少しずつ変化していく
- 1%のチャンスでも挑戦を続ける
つまり、一歩一歩の小さな変化が、やがて大きな成果につながるという信念を表しています。
プロ野球選手が日々努力し、試合に出て挑戦を続ける姿が目に浮かぶ描写です。
【具体考察】「1%」歌詞に込められたメッセージを深掘り!
ここからは、1%の歌詞に込められた意味を徹底的に掘り下げます。
歌詞の一節ごとに、具体的に考察していきます!
1. 毎日の小さな変化が未来を作る (テークエム)
毎日 1%の change
重たい一歩アゲナゲナゲン
1% / 梅田サイファー
このテークエムのフックでは、日々の小さな積み重ねが強調されています。
「アゲナゲナゲン」は again and again and again を日本語に砕けさせた表現です。
つまり、どんなに重たい一歩でも、毎日変化し進化し続けていく、というメッセージです。
一気に大きな変化を起こすことはできなくても、毎日1%ずつ変えていけば未来が少しずつ変わっていく。
日々の努力の大切さを感じさせる歌詞です。
2. 失敗すらも糧にするメンタリティ (teppei)
ミスも!糧に絶対浴びる!日の目!
ベスト!尽くせ!重ねる!1%!
1% / 梅田サイファー
teppei らしい、めちゃ熱いバースですよね。
しかもオートチューンがかかっており、熱さの中にクールさを感じるラップスタイルも感じました。
失敗しても恥かいても、それを成長の糧にして「絶対に日の目を浴びてやる」という決意がビシビシ伝わってきます。
teppei のこのバースからは、2軍でくすぶっている若手のプロ野球選手を連想させられました。
ファームの球場で熱い日差しを浴び、汗を流しながら日の目を浴びる機会をうかがっている様です。
3. 奇跡もトラブルも同じ確率論 (テークエム)
ありえないトラブル起こる確率
イコール
ありえない奇跡起こる確率
1% / 梅田サイファー
このテークエムのラインが個人的に「1%」最大の名フレーズだと思っています。
一聴すると、どういうこと?と少し思いましたが、
リスクの裏側には同じだけのチャンスが潜んでいる。
そういう意図があると解釈しました。
人間、新しいことに挑戦するとき何かとネガティブな情報に注目してしまいがちですよね。
「ありえないトラブル」と聞くとネガティブに聞こえるけど、同時に「ありえない奇跡」も起きるかもしれない。
この発想の転換が最高にポジティブです。
4. 昨日の自分に勝つために走り続ける (KennyDoes)
繰り返してく回答 自分自身とファイト
今日の俺と昨日の俺がデッドヒート
1% / 梅田サイファー
相変わらずビートへのアプローチが異次元な KennyDoes のパンチラインです。
競う相手は他人じゃない、過去の自分。
これもめちゃくちゃリアルな戦いです。
日々努力を繰り返し、昨日の自分より今日の自分がより成長していることが何よりも大切。
そのために戦うべきは他人ではなく、昨日の自分自身。
KennyDoes のストイックさを感じるバースです!
5. 背中で語る「信頼」と「団結」 (KZ)
手と手を繋がないが預けた背中
1% / 梅田サイファー
この KZ の歌詞は深いです。
仲良しこよしの団結ではなく、背中を預けることで信頼し合う。
梅田サイファーというチームの絆と、プロ野球のチームプレイどちらにも意味を通したバースであると考えました。
プロ野球チームでもチームメイトは仲間であり、一方でポジション争いのライバルです。
手をつなぐような仲良しこよしの団結ではないけど、背中を預ける信頼感を持っている。
努力し切磋琢磨し合うチームメイトの絆を感じさせるバースです。
「1%」がABCプロ野球中継2025テーマ曲ふさわしい理由
「1%」がABCプロ野球中継2025のテーマソングにふさわしい理由ははっきりしています。
- 日々の地味な努力が積み重なって結果につながる
- 小さなチャンスをものにする力を歌っている
- 失敗も受け入れながら、前に進み続ける覚悟がある
つまり、プロ野球選手たちのリアルな戦いを、梅田サイファーのメンバー自身の経験と結びつけて表現されています。
既述の歌詞考察で述べたように、」1%でも変化し、1%のチャンスでも挑戦し続けるさまを描く「1%」は、プロ野球に当てはめてもぴったりです!
日の目の当たらない時期もラップを続け、努力してきた梅田サイファーのメンバーだからこその歌詞です。
好きなものを発信するということ
余談ですが・・・音楽を聴くのも、考えるのも好きで、気づけばこうしてブログに書き続けています。
最初はただの趣味でしたが、誰かと気持ちを共有できること、言葉を磨くことの面白さに惹かれて、続ける理由が増えていきました。
今ではこのブログが、小さな収益にもつながるようになり副業として楽しみながら書いています。好きなことを発信して、それが誰かの役に立ったり、何かの価値になる。そんな体験を、これからも積み重ねていけたらと思います。
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【まとめ】梅田サイファー「1%」が教えてくれること
ここまでの考察をまとめます。
梅田サイファー「1%」が伝えているのは
- 毎日の1%の成長が重要
- 失敗しても挑戦を続けろ
- 自分との戦いに勝て
- 奇跡は失敗のすぐ隣にある
- 仲間と信頼で支え合え
という、夢を追いかけて努力するあなたへの熱いメッセージです。
熱血!そんなイメージの「1%」は頑張る私たちの背中を押してくれます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「1%」が収録されているEP「ウルサイレン」のタイトルにもなっている、炎炎ノ消防隊のED「ウルサイレン」については別記事で考察しています。↓↓

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