音楽についての考えを発信したい!はたまた、好きなことを発信して収益化したい!そんな考えを持つあなたに読んでほしい記事です。
この記事では、音楽ブログを副業として始め、収益化するまでの具体的なステップを私自身の体験を交えてご紹介します。「音楽ブログって稼げるの?」「歌詞を引用しても問題ない?」そんな疑問を持つ方の参考になれば幸いです。
あなたの「好き」が誰かの共感を生み、さらに収益化という形で成果を得られる。そんな可能性に挑戦してみませんか?
音楽ブログは稼げる?趣味から副業へと変わった私の体験談
「音楽が好き」「歌詞を深く考えるのが好き」──
そんな純粋な気持ちから始めた私のブログは、現在、Googleアドセンスと少しのアフィリエイトで月数千〜1万円ほどの収益を生んでいます。
この記事では、音楽ブログで副業収益を得るまでのリアルな体験を、Google アドセンス合格方法から著作権やJASRAC対応、収益最大化、CPC(クリック単価)の上げ方まで含めて詳しく解説します。
そんな疑問をお持ちの方に、実体験に基づく答えを届けられたら嬉しいです。
音楽ブログを始めた理由|自分の「好き」を深掘りしたくて
始まりは、「この歌詞、どうしてこんなに心に残るんだろう?」という疑問から。
曲を聴き込むうちに、自分なりの解釈が自然と湧いてきて、いつの間にかノートやスマホのメモ帳に書き溜めていました。
そして、SNSなどで他人の歌詞の解釈を”見る側”でした。
「どうせなら私もブログで発信してみよう」──そう思ったのが、”発信する側”になろうと思った最初の一歩です。
最初は当然アクセスもほとんど0で、「これでいいのかな」なんて思いながら継続していました。
次第にGoogle 検索からブログにたどり着いてくれる人が増えたのがうれしくてブログを続ける原動力になりました。
ブログ環境とテーマ選び|最初からWordPressを選んだ理由
副業としても続けられる可能性を考えて、最初からWordPressでブログを開設しました。
項目 | 使用サービス | 理由 |
---|---|---|
CMS | WordPress | カスタマイズ性・収益化の自由度が高い |
サーバー | ロリポップ | 表示速度が速く、料金も安定 |
ドメイン | お名前.com | 有名で信頼性あり |
テーマ | Cocoon(無料) | SEO対応・広告配置の柔軟性が高く初心者に最適 |
- CMS(Contents Management System)
簡単に言うとwebサイトを構成・管理するシステムのこと、ここは WordPress 一択です。
(特に契約等は必要なく、レンタルサーバーの指示通り進めばWordPressでサイトを開設することになります。) - サーバー
ホームページの公開にはサーバーが必要です。
私たち個人はサーバーをレンタルする必要があります。
ロリポップやエックスサーバー、さくらサーバーなどが有名どころです。
私は、「ドメイン2つ無料」「料金体系がわかりやすい」「値段の割に高速なサービスを使える」
主にこれらの3つの点からロリポップサーバーを選択しました。 - ドメイン
webサイト上の住所のことです。
お金を払って住所を買い、そこの住所を自分で使えるようにする必要があります。
URLの前半部分(私のサイトでは sikablog.jp の部分)のことです。
ロリポップサーバーは、ドメインの取得も案内のまま進めるのみで取得できました。
その際、お名前.com を経由しました。 先にドメインを取っておいて、サーバーを契約される方が多いイメージです。 - テーマ
webサイトの外観のことです。
私はシンプルな見た目が好みだったので Cocoon にしました。
ネット上にユーザーも多いため、疑問が出たときに調べて解決しやすいのがメリットです。
また、SEO対応・広告配置の柔軟性が高いです。(こんな機能、テーマ設定に無いかなあ、と思って調べると大体搭載されています。)
最初は Cocoon で、こだわりが出てきたら有料テーマなどを検討するのが無難だと感じています。


いろいろ契約する必要がありめんどくさい!
そんな方は私の上の表を参考に契約されてもいいかと思います。
どの契約先についても、今のところ不都合を感じたことはありません。
著作権(JASRAC契約)対策とアドセンス合格方法
音楽ブログで最もつまずきやすいのが「著作権」です。特に歌詞を扱う場合は細心の注意が必要です。
なんせ、検索しても先駆者が少なく、どのように権利関係を整えておけばよいのかわからず手探りな状態でした。
私の体験が参考になればと考え、著作権対策とアドセンス合格方法について書き残します。
私が最初に投稿した記事は、好きな歌詞を数行引用しながら考察するものでしたが、Googleアドセンスの審査で何度か落ちました。
その理由として考えられるのは以下の点:
- 著作権に対する配慮
- 「引用」の定義を満たしていない(主従関係があいまい)
具体的に対策方法を解説していきます。
著作権への具体的な対応策(JASRAC)
審査不合格を機に、著作権のルールを徹底的に調べ、以下のような対応を行いました。
「著作権対応の3つのポイント」
- 引用は短く補助的に使う。
- JASRACとの契約と権利番号の明記。
- コピー・印刷防止の技術的対策。
① JASRAC との契約
JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)と、歌詞利用の契約をしました。
歌詞の考察は、他人の権利物を使わせていただく行為です。
下記のJASRACの著作物使用規約を参考に、著作権利用契約を締結してブログに契約番号を明記しました。
AI を使ってGoogle アドセンスの合格判定を予想してもらっていたのですが、権利番号の明記はAI には好評で、「権利に配慮している」とお墨付きをもらえるまでになりました。
Google アドセンスもAIの判定が入るとのことですので、しっかり権利関係を明確に整理することは重要だと考えます。
なにより、Google アドセンスは権利違反のサイトに広告を出すことはしませんからね。

② 歌詞部分のコピー・印刷不可 実装
JASRAC との契約で大きいのが歌詞部分のコピー・印刷可か不可かというところです。
可か不可かで、契約料が雲泥の差です。
確実にコピー・印刷は不可にしておく必要があります。
私がしている対策は、
- 歌詞部分をHTML の class で指定し、
- CSS と JavaScript で指定部分を2重にコピー印刷禁止
する方法です。
HTML
<div class=”kashi”>
<p>きらきらひかる おほしさま</p>
<p>まばたきしては みんなをみてる</p>
</div>
HTML で歌詞の範囲を指定して、
CSS
.kashi {
-webkit-user-select: none;
-moz-user-select: none;
-ms-user-select: none;
user-select: none;}
@media print {.kashi {display: none;}}
CSSで、印刷禁止の設定、
JavaScript
document.addEventListener(‘DOMContentLoaded’, function() {
const kashiElements = document.querySelectorAll(‘.kashi’);
kashiElements.forEach(function(kashiElement) {// 選択禁止kashiElement.addEventListener(‘selectstart’, function(e) {e.preventDefault();});// コピー禁止
kashiElement.addEventListener(‘copy’, function(e) {e.preventDefault();});// 右クリック禁止
kashiElement.addEventListener(‘contextmenu’, function(e) {e.preventDefault();});});});
JavaScript で印刷と選択(コピー)の禁止のコードを記述します。
歌詞のコピー・印刷対策はこれでばっちりです。
余談ですが、こちらのコードはchatGPTに記述してもらったものです。
コードが分からない方はぜひ活用してみてください。
③ 引用と本文の主従関係を明確に
あくまで“考察・評論”が主であり、歌詞引用は補助的なものにしました。
歌詞の全文引用は、コピーコンテンツ として、独自性が無いと判断されてしまう恐れがあります。
個人が書くメリットである、感想や解釈・考察を中心とした記事にすることを徹底しました。
アドセンス審査に再挑戦→合格へ
これらの対応を行った上で、再度アドセンス申請を行いました。
結果、無事合格することが出来ました。
同時に実施した対策も共有します。
対策内容 | 理由 |
---|---|
プライバシーポリシー設置 | 必須項目。テンプレートを自分の言葉で修正します。 |
運営者情報ページ設置 | 必須項目。誰が発信しているか明確にするため設置します。 |
お問い合わせページ設置 | 必須項目。ユーザーと双方向のサイトである必要性があります。 |
カテゴリーの整理 | 1カテゴリー当たりの記事数を充実させる必要があります。(目安は5~10記事か) |
センシティブな記事の削除 | 少しでもアドセンスポリシーに違反する可能性のある記事は審査前に削除しておきましょう。 |
アフィリエイトリンクの整理 | 審査中は最小限に。無駄な心配を減らすため私は設置していませんでした。 |
それぞれ、「プライバシーポリシー」「運営者情報」「お問い合わせページ」について、リンクから飛んでいただくと私のサイトの内容をご覧いただけます。
実際、この内容でアドセンスに合格していますので参考にされて良いかと思います。
「有用性の低いコンテンツ」対策はやはり記事数と、カテゴリー当たりの記事数。
専門性の高いサイトが合格しやすいなんて噂もありますので、カテゴリーは絞って、記事数を増やして(20~30記事)審査に挑む必要があります。(私は25記事程度で合格しました。)
私自身、Googleアドセンスの合格以後、サイトに大きな変更はないので記事の質等参考になさってください。
音楽ブログの収益源とCPC(クリック単価)の上げ方
アドセンスに合格した!・・・本当のスタートはここからでした。
音楽ブログは、アドセンスの収益が上げづらいのです。
具体的にはCPC(クリック単価)が低いです。
私の対策方法と、収益最大化の方法をお伝えします。
音楽ブログは一見「収益化が難しそう」と思われがちですが、工夫次第でCPCは上がります。
主な収益源
- Googleアドセンス(クリック報酬型)
- 音楽系アフィリエイト(Amazon、楽天、サブスクなど)
- ブログ関連アフィリエイト(サーバー、テーマ紹介など)
CPC向上のためにやった3つの工夫
工夫内容 | 効果 |
---|---|
副業・ブログ運営の文脈を含む段落を設置 | 高CPCの広告増 |
音楽ブログの始め方や収益化記事へ内部リンク | 高CPCページへの導線強化+PV増加 |
読者の行動意欲を高める構成 | 情報収集層をターゲットにし、広告クリックの可能性をUP |
歌詞の考察ブログに来る人=歌詞に興味がある人
その人達を、自分も考察してみよう!発信してみよう!
そう動機づけられるような内容も加えることを意識しました。
副業としてのブログ運営を意識し、高CPCワード(ブログ、副業、収益化など)を自然に取り入れた記事を増やした結果、月平均CPCが10円以上に向上しました。
Google アドセンス合格当初は、CPCが1円から4円程度で推移していました、大きな差がありますよね。
好きなことを発信するということ
自分の「好き」を深く掘り下げ、発信していく中で、「誰かが読んでくれている」「共感してもらえる」ことの喜びを感じるようになりました。
収益を上げるためには当然ですが、書き続けることが大前提です。
好きなことだから書ける、この記事を読んでブログをはじめてみよう!
そんなあなたも、自分の好きなことは何か、発信し続けられることは何か、じっくり考えて発信を始めてみましょう!
収益はその延長線上にある結果のひとつであり、まずは書いていて楽しいことが何より大切だと、今は実感しています。
音楽ブログを副業として始めたいあなたへ
最後に、これから音楽ブログで収益化を目指したい方に向けてアドバイスをまとめます。
- 著作権は必ず意識する(引用のルールを学ぶ)
- WordPress+独自ドメインで始める(本気でやるなら必須)
- CPCの高いワードを自然に含めて構成を工夫する
- すぐに稼げなくても「書くことが好き」なら続けられる
音楽を深く聴いて言葉にし、その言葉が誰かの心に届く──そんなブログは、収益化以上に価値のある活動だと信じています。
まとめ|「音楽を考えること」が副収入につながる時代
音楽を語るブログは、今や趣味を超えて「個人のブランド」や「副業」の可能性を広げてくれる存在です。
著作権などの注意点さえ押さえれば、好きなことを自分の言葉で発信し、その延長に確かな収益も見えてきます。
あなたの「音楽の感じ方」は、きっと誰かにとっての価値になります。
今日からあなたも、音楽ブログを始めてみませんか?
記事を読まれて、不明な点や疑問などがございましたらコメントにてお問い合わせください。
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