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「僕が愛したすべての君へ」読了、「僕愛」「君愛」おすすめの読む順番!

「君愛」については激しくしおりに執着する主人公、暦の物語でした。しかも暦はひとつの並行世界の栞に執着していました。一方「僕愛」は「君愛」との対比になっています。至って普通(と言ったらあれだが、男女が恋愛結婚を経て老いていく過程)な主人公に様子が描かれます。その過程を経て、「僕愛」のヒロインである和音の全ての可能性を愛するのです。
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クジラアタマの王様:伊坂幸太郎著 の感想・概要

舞台は現代日本です。製薬会社に勤める主人公:岸を中心に物語が描かれます。岸が巻き込まれる事件を通して、現実と夢が交錯し関わり合う不思議な世界が描かれています。テーマは「現実と夢」です。夢での戦いが現実の世界の出来事に影響を与える。そんな奇妙な話を池野内から聞かされた岸は初めは戸惑います。しかし夢に意識を向けると、現実での出来事との関連性を疑いきれなくなっていき、、、現実と夢、きれいな対比の中にありつつも交錯する両者の世界はどのように関連していくのか、解き明かしていく物語です
エッセイ

木のブックカバーと栞を買った話

ブックカバーはつるつるしつつも木の手触りがあり、飽きないデザインとなっています。背表紙あたりのしなりもよく、長く使えそうです!
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君を愛したひとりの僕へ【感想】

作品のテーマとしては、「一つの世界のあなたしか愛せない」ということであると考えました。平行世界へ移動する主人公ですが、ヒロインが傷つく世界の彼女しか愛せないのです。